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皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は、
~経済的役割~
オーダーメイドインテリア製作業は、一見すると小規模でニッチな分野に思われがちですが、実は地域経済、雇用、建築・住宅産業、文化産業、サステナブル経済など、多方面にわたる経済的影響力を持つ業種です。
単なる家具づくりではない「空間価値の創造」としてのオーダーメイドインテリア製作業は、今日の多様化社会と豊かさの定義が変化する中で、ますますその重要性を増しています。
オーダーメイドインテリア製作業が果たす経済的役割を多角的に分析し、その社会的意義を明らかにしていきます。
多くのオーダーメイドインテリア製作所は、地方や地域に拠点を構えるスモールファクトリー型の事業体です。これらは大手資本とは異なり、地域材、地元職人、地域顧客といったローカルネットワークを基盤に持ちます。
地元木材(国産材)の活用により林業や製材業と連携
地元の建築士や工務店との協業で地域内での経済循環を強化
工房やショールームの存在が観光・体験型ビジネスに発展するケースも
このように、オーダーメイド製作業は“地域でつくって地域で使う”内需型経済の象徴として、地域経済の中核的な存在となりうるのです。
インテリア製作業は、職人技と設計技術の両方を必要とする分野であり、若年層の技術習得や地場雇用の受け皿としても貢献しています。
地方都市や郊外における技能職の安定雇用
若手の育成によって手に職をつけるキャリア形成が可能
高齢職人の知見を次世代に継承することで、技能と経済の持続性を担保
クラフト業は決して過去の遺産ではなく、今なお地域社会に根付くリアルな経済活動として存在し続けているのです。
オーダーメイドインテリア製作は、単体ではなく建築・リノベーション・インテリアデザインなどと連携して、空間全体の価値を高めます。
リノベーション住宅における造作家具導入で物件価値向上
オフィス・商業施設のブランディングツールとして、企業の経済活動を間接支援
注文住宅市場での“暮らし提案型”設計の重要な構成要素
これにより、空間の“差別化価値”を担保する役割として、建築不動産産業における付加価値創出に寄与しています。
近年、環境配慮の観点からも、廃材・国産材の再利用、持続可能なものづくりが注目されており、オーダーメイド製作業はその先駆けとなっています。
大量生産・大量消費に依存しない経済モデル
長く使える設計思想=買い替えサイクルの長期化による資源節約
廃校材や解体材のアップサイクルによる地域資源の再評価
これは“モノを買う経済”から“モノに意味を込めて選ぶ経済”への転換を象徴しており、環境と経済の両立に寄与するモデルです。
人々の価値観が「効率」から「個性」「体験」へとシフトする中で、オーダーメイドインテリアは文化的・情緒的価値のある商品として経済活動に貢献しています。
作り手との対話や制作過程の共有が体験型消費として価値を持つ
地域色や伝統技法を活かした製品が地域ブランディングにもつながる
デザイン性・ストーリー性のある作品は高付加価値商品として市場に展開可能
このように、“ものづくり×文化・感性”の領域で新たな市場を生み出す起点として、文化産業の一翼を担っています。
オーダーメイドインテリア製作業は、以下のような広範な経済的役割を果たしています
地域内経済循環の中心拠点としての役割
職人技術と雇用の継承・育成による人材投資
建築・空間産業との連携による高付加価値創出
サステナブル経済の先進的モデル
感性・文化・ライフスタイル市場の活性化
この産業は単なる家具の製作業ではなく、「空間を通じて暮らしと経済を豊かにする社会的インフラ」として、今後ますますその存在感を高めていくことでしょう。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は、
~多様化~
オーダーメイドインテリアは、単に既製品に代わる高級な選択肢ではなく、**個々の価値観やライフスタイル、空間の在り方に深く関わる“表現手段”**として、多様化の時代を迎えています。
かつては富裕層向けの家具製作や店舗什器が中心だったこの業界ですが、近年では、個人住宅、SOHO、福祉施設、リノベーション空間、サステナブル建築など、あらゆるニーズに対応する産業へと進化しています。
オーダーメイドインテリア製作業の多様化について、「顧客層」「製品・素材」「設計手法」「空間ジャンル」「文化的ニーズ」などの視点から深掘りしていきます。
飲食店・商業施設・ホテルなどが主な顧客で、空間デザインとの連携による高級什器製作が中心でした。
マンションリノベーションに合わせた造作家具
在宅ワーク対応のワークスペース家具
DIYユーザーとのコラボ制作(設計支援+加工のみ)
若年層やデザイン志向の個人が、“家具を買う”から“空間を作る”へと価値観を変えたことで、オーダーメイドの裾野は広がっています。
従来の「テーブル」「収納」「カウンター」などの大型造作に加え、近年では生活導線や感性に寄り添うユニット製作が増加しています。
狭小住宅や変形間取りに対応したスペース効率特化型
車椅子対応カウンターや介護施設の収納のようなユニバーサルデザイン
耐水・耐熱・防音といった素材スペックにこだわる要望
古材や流木を使ったヴィンテージ加工
和紙や漆、鉄、アクリルなど異素材のミックス
空間全体の世界観を演出するインスタレーション的なインテリア
このように、“機能に寄せる”オーダーと“個性に寄せる”オーダーが共存する時代へと進んでいます。
廃材や間伐材の再利用(アップサイクル)
F☆☆☆☆(ホルムアルデヒド放散量最小)認定材料
天然オイル・蜜蝋塗装による無害仕上げ
CNC加工機やレーザー加工機を駆使した自由形状製作
3Dスキャナ・CADとの連携による高精度対応
受注→設計→加工→納品までのクラウド一元管理
これにより、手仕事とテクノロジーが融合した“クラフト2.0”とも呼べる領域が誕生し、より高いデザイン自由度が可能となっています。
オーダーメイドインテリアは今や、住宅以外の領域にも深く入り込んでいます。
福祉施設や高齢者住宅:使いやすさと安心感を両立
オフィス・コワーキングスペース:企業理念を表現する内装家具
教育・保育施設:子どもの安全性と成長を意識した家具設計
店舗ブランディング:SNS映えを意識した什器や照明演出
オーダーメイドであるからこそ、用途やユーザーに合わせた空間設計との一体化が可能であり、それが業界の幅を広げています。
現代の消費者は、機能や価格だけでなく「背景」や「物語」を求める傾向にあります。オーダーメイドインテリアは、その要望に最も応えられる存在です。
「地元の木を使いたい」「廃校になった体育館の床を再利用したい」などのストーリーデザイン
作り手(職人)との対話を通して完成する“共創型ものづくり”
製作背景や素材の産地などを公開する透明性のある価値提供
つまり、オーダーメイドインテリアは単なる家具ではなく、“使う人の価値観を可視化する手段”として、多様なライフスタイルに寄り添っているのです。
オーダーメイドインテリア製作業は今、以下のような多様化を遂げています:
顧客層の広がり(法人 → 個人・若年層・高齢者)
製品機能の二極化(効率性 ⇄ 感性)
素材・製法の進化(サステナブル×デジタル)
空間ジャンルの拡大(住宅以外にも展開)
「物語性」を伴うブランド価値の提供
これらを通して、オーダーメイドインテリアは単なる高級家具製作ではなく、「暮らしを共創する産業」へと変貌しています。
今後は、地域性、文化性、個人の哲学までも反映する“パーソナライズド・スペース”の創造が、新たな市場価値として期待されるでしょう。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は、
~雰囲気~
「その空間に入った瞬間、何かが違うと感じた」
それは、家具や内装が“その人の暮らし”と呼吸している証かもしれません。オーダーメイドインテリアは、単なる家具以上の価値を持ち、空間全体の“雰囲気”を創り出します。
オーダーメイド家具の魅力の一つは、無垢材や真鍮、革といった自然素材の質感にあります。それらを職人の手で一つひとつ仕上げることで、以下のような空気感が生まれます:
無垢の木のやさしい香り
手触りから伝わるあたたかさ
時間と共に深まるツヤと色味
大量生産にはない“人の手の痕跡”が、空間に居心地と静けさをもたらすのです。
オーダーメイド家具は、「モノを置く」のではなく「空間を整える」道具です。
天井高・採光・動線に合わせてデザインされることで、室内が調和
無駄を削ぎ落とし、余白を活かす設計で心が落ち着く
椅子や棚の“高さ”や“奥行き”も、その空間にとって最適に
結果、住まい全体が「自分のために整えられている」と感じられ、深い安心感と満足感が漂います。
既製品にはないオーダーメイドの魅力は、その家具に「暮らし手の物語」が投影されていることです。
「祖父母から譲り受けたダイニングをもとにデザインした」
「趣味の道具を美しく収納するための本棚」
「子どもの成長に合わせた学習机」
そうした背景がある家具は、空間に“語りかける空気”を宿します。そして訪れた人にも、不思議と伝わるのです。
オーダーメイドのインテリアは、経年変化を楽しむものでもあります。
春の光に照らされた木の陰影
夏の夕立の音を反響させる無垢の壁
秋の風と調和するカーテンの揺れ
冬に灯る間接照明のあたたかさ
自然素材と丁寧な造作は、住まいを“季節と共に呼吸する場”へと昇華させます。
オーダーメイドインテリアは、「機能を満たす道具」ではなく、「感性と空間をつなぐ橋渡し役」です。そこに住む人の個性、思い出、これからの暮らしを支える“雰囲気”を静かに、でも確かに作り上げてくれます。
あなたの理想の空間づくりに、一点物の家具という選択を取り入れてみませんか?

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は、
~希少価値~
オーダーメイドインテリアにおいて、使用する木材の選定は「仕上がりの印象」と「耐久性」に直結します。中でも、木目・色合い・強度に優れた材や、採取量が少なく希少性が高い材は、価値ある一点ものとして注目を集めています。
特徴:美しい虎斑模様、重厚感ある木目
用途:ダイニングテーブル、フローリング、収納棚
魅力:堅牢性と温かみを兼ね備え、北欧・和モダンどちらにも合う
特徴:濃いブラウンから黒みがかった色合い、上品な光沢
用途:デスク、テレビボード、椅子
魅力:「経年美化」する木として人気、高級感のある空間演出に最適
特徴:赤みがかった滑らかな肌、均一な木目
用途:リビングテーブル、ドレッサー、壁材
魅力:時を重ねるごとに色が深まる、柔らかな印象の空間に合う
産地:アフリカ東部
特徴:非常に重く硬く、耐久性抜群。黒に近い色合い
用途:高級家具、楽器(クラリネットなど)
魅力:入手困難で、「木の黒ダイヤ」とも称される
産地:アフリカ
特徴:赤褐色の鮮やかな木肌、大きな一枚板が取れる
用途:カウンターテーブル、会議テーブル、アート家具
魅力:幻想的な木目と重厚さが圧巻、世界的に輸出制限があり希少
産地:日本(火山灰に埋もれ数百年を経た杉)
特徴:くすんだ灰色が神秘的、非常に緻密で香りが強い
用途:茶室の建材、和家具、伝統工芸
魅力:日本文化と調和する唯一無二の存在、入手ルートが限定的
オーダーメイドインテリアの魅力は、「機能性+素材の美しさ」。木材選びによって、以下のような付加価値が生まれます。
| 選定基準 | 生まれる価値 |
|---|---|
| 木目・色合い | 空間との調和、視覚的魅力 |
| 経年変化 | 永く使うことで深まる愛着 |
| 希少性 | 一点ものとしての価値、話題性 |
木は自然の芸術品。どの木を使うかで、空間の印象も、その家具が語る物語も大きく変わります。人気の木材で定番の美を追求するもよし、希少木材で唯一無二の存在感を求めるもよし選ぶ楽しみが、オーダーメイドの真髄です。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は、
~チェック~
ということで、製造完了後に行うチェック作業の目的と意義、具体的な項目、現場での工夫について深掘りしてご紹介します。
オーダーメイドインテリアは、世界にひとつだけの空間を創造する仕事です。そのためには「図面通りにつくる」だけでなく、「仕上がった製品を厳しく確認し、最高の状態でお客様に届ける」ことが不可欠です。
製造後のチェックとは、工場内で製品が完成した後に行う寸法・仕上がり・強度・納品可否の最終確認作業です。
これにより
寸法違いによる現場収まり不良
仕上げ不良による外観クレーム
部品不足や機能不良による再訪問工事
といったトラブルを未然に防ぐことができます。
→ オーダーメイドは「再製作=大幅な損失」。出荷前の確認で100%の完成度を確保する必要があります。
→ 寸法ズレや部材不足は現場での手戻りや日程遅延を招くため、チェック精度が工事品質に直結します。
→ 納品直後に問題があれば、「この会社は信頼できない」と思われるリスクに直結。チェックは“ブランドを守る仕事”でもあります。
| チェック項目 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 寸法確認 | 高さ・幅・奥行・厚み | 図面寸法と±1mm以内に収まっているか |
| 仕上げ状態 | 塗装・面材・木口処理 | 傷・ムラ・剥がれ・手触りの粗さ |
| 強度と安定性 | 接合部の緩み、ガタつき | ビスの効き・脚部の水平確認 |
| 可動部動作 | 扉・引き出し・収納機構など | 開閉がスムーズか、音鳴りはないか |
| 付属品の確認 | 金物、取説、ビスの同梱 | 納品時に「部品が足りない」と言われないために必須 |
| 現場収まりシミュレーション | 設置予定寸法と一致しているか | 搬入通路・天井高さとの干渉確認 |
【見落とし】裏面処理の粗さ
→ 納品後に「裏も見える配置だった」とクレーム
【見落とし】扉の開閉向き違い
→ 左右逆で取付不可、現場再訪
【見落とし】部材番号の抜け
→ 組立手順が混乱、納品後に現場で作業ストップ
こうしたトラブルは、製造者自身の最終チェックで防げる問題です。
Wチェック体制(製造者+第三者)
→ 加工者と別の目線で最終確認
チェックリスト運用の徹底
→ 項目漏れを防ぎ、報告記録も残せる
完成品写真の保存と納品書連動
→ 顧客と仕様確認をする際の証拠として有効
立会チェック制度(大型案件)
→ 設計担当・現場監督と一緒に確認することでトラブルゼロへ
オーダーメイドインテリアの価値は、職人の手で“最後まで責任を持って完成させる”ことにあります。その最後の工程が「製造後のチェック」であり、お客様の信頼を裏切らないための技術と姿勢です。
“見届ける力が、本物の職人をつくる。” それが現場で長く選ばれる秘訣です。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は、
~デザイン図面~
ということで、オーダーメイドインテリア製造業者にとっての図面書き出しの役割、精度、信頼性について深掘りしてご紹介します。
オーダーメイドインテリアは、空間の中に個性と機能を両立させる“一点ものの芸術”です。その製造現場では、デザイナーや設計者が描いたアイデアを、実際の寸法・構造・素材で「現実に落とし込む」ための書き出し作業=施工図作成が極めて重要です。
「書き出し」とは、インテリアデザイン画や意匠図をもとに、製造・加工・組立に必要な寸法・構造・部材情報を展開図や加工図に落とし込む作業です。
主な書き出し内容
材料の厚み・仕上げ種別
加工寸法・取付穴・ビス位置
強度を考慮した内部構造の補強
設置現場の納まり・搬入経路
つまり、“美しさの設計”を“つくれる構造”に変える橋渡しの工程なのです。
→ 加工機や手加工に合わせた正確な指示がなければ、設計通りの製品は完成しません。
→ 曖昧な図面では「どこをどの寸法で切ればよいか」「左右どちらの向きか」といった混乱が現場で起こりやすい。
→ 「イメージと違った」「仕上がりが粗い」などのクレームは設計と加工のズレが原因であることが多い。図面の精度がそのまま満足度に直結します。
| 項目 | 内容 | チェックポイント |
|---|---|---|
| 各部材寸法 | 厚み・高さ・奥行き | 材料取り都合や接合部の精度 |
| 加工指示 | 穴あけ位置、面取り、切欠き | NC機や手加工との整合性 |
| 接合方法 | ビス、ホゾ、金物使用 | 強度と組立性の両立 |
| 材料種別 | 木材、金属、アクリルなど | 加工方法・仕上げとの相性 |
| 納まり図 | 壁・床・他設備との関係 | 現場干渉・設置可能範囲の確認 |
部材寸法ミス → 現場で収まらず再製作、納期遅延
加工図の誤記 → 切削ミス・強度不足・接合不能
材料誤発注 → 素材違いによる見た目不一致・耐久性低下
納まり不良 → 現場で他設備と干渉、クレーム対応発生
これらは全て、「書き出しの質」によって防げる問題です。
設計意図を理解する読解力
→ 「なぜこの形なのか?」を汲み取る力
加工現場の知識
→ CNC・パネルソー・ボーリングマシン等の機械特性を理解した寸法出し
現場納まりの感覚
→ 壁・床・天井のゆがみや不陸を想定した“逃げ寸”の設計
顧客視点での仕上がり確認
→ 角の丸み、見た目の美しさ、触感など“機能+意匠”を両立
オーダーメイドインテリア製造における図面の書き出しは、単なる下請け作業ではなく、“設計意図をかたちに変える技術”そのものです。だからこそ、職人の知恵と図面の精度が融合した“図面の力”が、空間の完成度を決定づけます。
“図面に強い製造業者”こそが、真に信頼されるオーダーメイドのプロフェッショナルです。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は
~設計~
今回は、オーダーメイドインテリア製作において最も重要な初期段階、
「打ち合わせから設計」までのステップとその奥深さについて、実務視点で深く解説していきます。
理想の空間づくりは「聞く力」と「描く力」から始まる
「家具はただのモノではなく、暮らしの一部です。」
私たちオーダーメイドインテリア業者は、こう考えています。
市販品では満たせない「サイズ」「機能」「雰囲気」。
その“かゆいところに手が届く”インテリアを実現するには、お客様の思いや生活背景をしっかりと共有し、それを空間に最適化された設計図へと昇華させるプロセスが必要不可欠です。
暮らし方・悩み・好みを引き出す対話力
お客様が「こうしたい」「こんなふうに暮らしたい」と思っていても、
それを具体的な家具の仕様や構造にまで落とし込むのは簡単ではありません。
だからこそ、初回打ち合わせでは「傾聴力と想像力」が問われます。
| 項目 | ヒアリング内容 |
|---|---|
| 利用目的 | どこに、何のために置く家具か?誰が使うか? |
| デザインの好み | ナチュラル、モダン、北欧風、和風など |
| サイズ感 | 置くスペースの寸法、希望サイズ感 |
| 機能性 | 収納の種類・容量、可動棚、配線孔など |
| 素材・仕上げ | 木材の種類、色味、塗装の有無 |
| 予算 | 全体の予算感、費用をかけたいポイント |
📌 お客様自身も気づいていない「隠れたニーズ」を引き出すことが、設計成功の第一歩です。
オーダー家具は、空間にぴったりフィットすることが最大の価値。
そのために欠かせないのが、現地採寸と空間全体の把握です。
壁の幅、高さ、奥行き、床から天井までの寸法
コンセント、スイッチの位置
既存の建具(窓枠・巾木・梁)の干渉
周囲の家具や動線の有無
📌 建物自体に“ゆがみ”があることもあるため、設置場所ごとの微妙なズレや傾きまで考慮して採寸を行います。
頭の中の理想を“見える形”に
ヒアリングと採寸を元に、いよいよ設計とビジュアル提案のフェーズへ。
イメージスケッチ・3Dパース(完成後の見え方を再現)
平面・立面図(サイズ・構造・開閉方向などの詳細)
素材サンプルの提示(木材、金具、塗装など)
機能の仕様書(引き出し、棚、可動パーツなど)
📌 言葉では伝えきれない部分を、“視覚で共有”することが成功のカギです。
オーダーメイドインテリアの設計では、使い心地や安全性、美観を左右する細部の配慮が必要です。
| 要素 | 配慮内容 |
|---|---|
| 強度 | 重い物を載せる想定か?地震対策は? |
| 可動部 | 引き出しのレール選定、ソフトクローズ機能 |
| 細部寸法 | 指を挟まない隙間、つかみやすい取っ手 |
| 見た目 | 天板の木目の向き、ビスの見せ方、面取り処理 |
| 組立方法 | 現場搬入に対応した設計か(分割式など) |
📌 市販品にはない“細部への配慮”が、空間に溶け込む上質な仕上がりを生み出します。
― 予算と要望のバランスを整えるフェーズ
設計図とともに、お客様にご提示するのがお見積書とご提案書。
木材・金物などの材料費
設計費・製作工賃
塗装・仕上げ加工
現場搬入・設置費
消費税・諸経費
📌 ご予算に応じて、「ここは無垢材で、ここは突板に」など部材や仕様の調整で柔軟に対応します。
オーダーメイドインテリアの設計とは、単なる図面制作ではありません。
お客様のライフスタイル・こだわり・空間への想いを受け取り、それを機能性と美しさを両立させた“かたち”にするプロセスです。
✔ 自分のために設計された家具を使いたい
✔ 空間にぴったり合う収納を探している
✔ 長く使える、心から気に入るインテリアが欲しい
そんな方には、ぜひじっくりと時間をかけて打ち合わせ・設計から進めるオーダーメイドの価値を体感していただきたいと、私たちは考えています。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は
~オーダーメイド~
オーダーメイドインテリアの魅力とその価値とは?
「家は人生の背景」とよく言われます。
私たちが暮らす空間は、日々の気分や創造力、そして人間関係にまで影響を与えるほどの力を持っています。
そんな大切な空間をもっと自分らしく、心地よく彩る手段として、いま注目されているのがオーダーメイドインテリアです。
量産家具では叶えられない、機能・サイズ・素材・デザインすべてを“自分のためだけ”に設計できるインテリアの魅力について、今回は深く掘り下げてご紹介します。
オーダーメイドインテリアとは、住む人の暮らしや価値観に合わせて、完全に一から設計・製作される家具や内装のこと。既製品にはない自由度と独自性が特徴です。
代表的なアイテムには
オーダーキッチン
壁面収納・造作棚
ダイニングテーブルやチェア
テレビボード
ワークスペース家具
洗面台・玄関収納 など
📌 注文住宅やリノベーションと組み合わせることで、空間の一体感と機能性を最大限に引き出すことが可能になります。
既製品ではどうしても生まれる「すき間」「デッドスペース」
オーダー家具であれば、ミリ単位でサイズを調整し、部屋にぴったりのレイアウトが可能です。
天井までの壁面収納
勾配天井に合わせた本棚
キッチンカウンター下の引き出し収納
📌 限られた空間を無駄なく活かす設計こそ、オーダーメイドの真骨頂です。
木材の種類、塗装の色味、金具のデザイン、取手の素材まで…
すべてを選べることで、空間全体の雰囲気にぴったり合う「統一感」が生まれます。
床材と同じ色味の家具で、空間に広がりを
黒アイアン+無垢材で、インダストリアルな雰囲気に
天然木+ガラスで、ナチュラルモダンに
📌 まさに「自分らしい美意識」が形になる瞬間です。
例えば同じ「ワークデスク」でも、使う人によって必要な機能はまったく異なります。
ノートPC中心? デュアルモニター? 書類重視?
左利き/右利き対応
収納の深さや高さ、配線の位置まで自由設計
📌 「あなたの暮らし」に寄り添って設計された家具は、無意識のストレスを大幅に減らしてくれます。
オーダー家具は、基本的に職人が手作業で仕上げるため、丈夫で長持ち。
使い捨ての時代ではなく、“いいものを長く使う”という価値観に合った選択肢です。
無垢材の経年変化を楽しむ
傷も味わいになる「育てる家具」
修理・リペアも対応可能で資源的にも◎
📌 「本当に必要なものに囲まれて暮らす」ための選択が、オーダー家具には詰まっています。
お子さんの成長に合わせて収納を追加
在宅ワークに合わせてデスクスペースを拡張
将来の介護やバリアフリーも考慮した設計
📌 ライフステージの変化を見据えた家具づくりは、「暮らしを見守るインテリア」と言えるかもしれません。
ヒアリング・現地調査
→ 使い方・家族構成・好みを丁寧にヒアリング
デザイン・素材の提案
→ 3Dパースや素材サンプルでイメージ共有
図面作成・お見積り
→ 正確な寸法と仕様を反映した設計図
製作(約2~4週間)
→ 木工・塗装・金具取り付けなど職人の手仕事
納品・設置工事
→ 現場で最終調整し、空間に完璧にフィット
📌 一部DIY参加型や、セミオーダーも可能な工房もあり。「一緒に作る楽しさ」も味わえます。
「部屋に合う家具」ではなく、「暮らしに寄り添う家具」を求める時代。
オーダーメイドインテリアは、空間・暮らし・人をひとつにする“住まいの相棒”です。
✔ 無駄をなくし、空間を有効活用したい
✔ 自分らしいスタイルで統一感のある部屋をつくりたい
✔ 長く愛着を持って使える家具が欲しい
そんな方にこそ、オーダーメイドインテリアはぴったりです。

皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は
~日本のインテリアの変化~
日本の住まいとそのインテリアは、時代とともに大きく姿を変えてきました。それは単なる建築様式の移り変わりではなく、人々の暮らし方・価値観・社会構造の変化を映し出す鏡でもあります。
本記事では、縄文時代から現代まで、日本におけるインテリアの変化とその背景を、歴史的・文化的・社会的観点から深掘りしていきます。
縄文時代の住まいは、竪穴式住居に代表されるように、地面に穴を掘り、木や草で覆った極めてシンプルな構造でした。この頃のインテリアという概念はまだ存在せず、自然と一体となった暮らしの中に、最小限の道具や火を中心とした生活空間が広がっていました。
弥生時代には稲作が始まり、集落の構造が整理されるとともに、住居にも若干の機能分化が見られるようになります。家具や調度品はまだなく、**空間そのものが“生活そのもの”**という考え方が続いていました。
平安時代には、貴族の邸宅に「寝殿造(しんでんづくり)」という建築様式が登場します。これは、広い空間を屏風や几帳などで仕切る開放的な造りで、インテリアも儀式や格式を重視した装飾的なものとなりました。
一方、室町時代には、武士階級の台頭により「書院造(しょいんづくり)」というより機能的で静謐な住まいが主流に。この頃から畳の敷かれた空間、床の間、障子といった、日本的インテリアの基礎が形成されます。
特に「床の間」に見られるように、限られた空間に美を凝縮する感性は、日本独自のインテリア観の萌芽といえるでしょう。
江戸時代になると、都市化の進行とともに町人文化が花開き、庶民の住まいにも明確な様式が生まれます。たとえば「長屋」は、限られた敷地を効率的に活用するための共同住宅で、一部屋を多目的に使う「間」の思想が発展します。
この時代のインテリアは非常にミニマルで、生活に必要なものだけを持ち、季節ごとに道具を入れ替えることで空間の美を保つという、「動的ミニマリズム」が特徴です。
また、家具といえば「箪笥(たんす)」「ちゃぶ台」「行灯」など、持ち運び可能な小型の道具が中心で、「空間に合わせて人が動く」という発想が根付いていました。
明治維新以降、西洋文化の流入により、日本のインテリアにも変化が訪れます。レンガ造りの洋館や椅子・テーブルなど、従来の“床文化”とは異なる「椅子文化の導入」が進みます。
ただし、この時代の住まいは、「和洋折衷」が主流でした。たとえば、畳の部屋にピアノを置いたり、ちゃぶ台の横に洋風のランプを置いたりと、日本と西洋が混在する空間が広がっていきます。
昭和初期には「文化住宅」が登場。和室と洋室が併設され、サッシ窓や電気照明、タイル張りのキッチンなどが取り入れられ、現代インテリアの前身が形づくられました。
戦後の住宅政策により、多くの「団地」が建設されました。コンパクトで機能的な間取り、均質化された内装、プレハブ建材などが特徴で、日本のインテリアも機能性重視へと大きく舵を切ります。
1960〜70年代には、「和室+リビングダイニング」という組み合わせが定番となり、テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの“家電三種の神器”が家庭に入り始めたことにより、モダンインテリアの時代が始まります。
家具も量販店で購入できるようになり、インテリアは「選ぶ時代」に移行しました。
1980年代のバブル経済期には、輸入家具や高級ブランド家具が人気を博し、インテリアはステータスや個性を表現する手段として注目されました。
一方、バブル崩壊後の90年代以降は、「無印良品」や「IKEA」など、シンプルで機能的、かつリーズナブルなデザインが主流となり、日本人の価値観も「見せる」から「整える」「心地よさを追求する」方向へとシフトしていきます。
また、DIYやリノベーションブームも到来し、個人が自ら空間を編集するというスタイルが浸透しました。
令和の時代に入ると、ミニマリズムや北欧デザイン、ナチュラルテイストといった“心地よさ”を重視するインテリアが定着します。特に若年層には、**「持たない暮らし」「余白のある生活」**への関心が高まっており、かつての“和の美意識”が新しい形で再評価されています。
また、コロナ禍を経て「家で過ごす時間の質」が問われるようになり、リモートワーク対応の家具、間仕切りの工夫、照明・音響へのこだわりなど、よりパーソナルな空間づくりが進んでいます。
日本におけるインテリアの変化は、単なる流行ではなく、私たち日本人が何を大切にし、どう暮らしてきたかの歴史そのものです。
時代が変わっても、「自然との調和」「空間の使い方」「心の豊かさを大切にする感性」は、常に日本のインテリアの根底に流れています。
これからの住まいも、きっとその延長線上にあるのでしょう。
皆さんこんにちは!
株式会社Kagusuki、更新担当の中西です。
さて今回は
~海外と日本の違い~
私たちの暮らしの中で大きな役割を果たす「インテリア」。それは単なる家具の配置ではなく、生活のスタイルや価値観、文化的背景までを映し出す「空間の表現」です。
特に日本と海外(欧米諸国)では、住まい方や空間の考え方そのものが根本的に異なっています。今回は、日本と海外のインテリアの違いを、文化・歴史・美意識といった観点から深く掘り下げてご紹介します。
日本のインテリアは、しばしば「引き算の美学」と表現されます。これは、不要なものをそぎ落とし、空間の余白に美を見出すという考え方です。たとえば、茶室のようにシンプルで機能美を追求した空間は、日本独自の「侘び・寂び」にも通じています。
一方、欧米(特に西洋諸国)では「足し算の美学」が基本です。装飾的な家具、色使い、アートの飾りなど、空間を豊かに“彩る”ことで個性や豊かさを表現します。壁に写真や絵画を飾るのが当たり前で、棚には本や雑貨、グリーンなどが所狭しと並ぶスタイルが多く見られます。
日本の住まいは、古くから「床に座る生活」が基本でした。畳の上で正座やあぐら、ちゃぶ台での食事、布団での就寝といったスタイルは、まさに日本独自の“低い視点”の文化です。そのため、日本のインテリアは家具が少なく、座布団やローテーブルなど床に近いアイテムが中心でした。
一方、海外の住まいは「椅子に座る生活」が前提。テーブルやソファ、ベッドが基本で、家具そのものも大きめで重厚な作りが多いのが特徴です。この違いは単なる生活様式の差にとどまらず、視線の高さ=空間の使い方にまで影響を与えています。
日本の住宅は、「空間を一つで多目的に使う」柔軟なスタイルが多く、ふすまや障子によって空間を仕切ったり、外したりできる可変性に優れています。リビングが寝室に変わったり、子供部屋が書斎になるなど、限られたスペースを効率的に使う工夫が凝らされています。
一方、欧米の家では、部屋ごとに明確な目的が設定されているのが一般的です。ダイニングルーム、リビングルーム、ベッドルーム、書斎など、空間は固定され、それぞれが独立した機能を持ちます。そのため、間取り自体が変化しにくい反面、空間としての“完成度”は高いとも言えます。
日本の伝統的なインテリアは、木・竹・紙・土などの自然素材を多く使う傾向があります。たとえば、障子は和紙、床は木、壁は土壁や漆喰など。これらは自然との調和を重んじる日本人の精神性を映し出しています。
対して、欧米のインテリアでは、金属やガラス、合成素材も積極的に使われ、モダンでスタイリッシュな印象を与えるデザインが多いです。色使いも比較的大胆で、カラフルな壁紙やファブリック、照明の演出に工夫を凝らします。
日本のミニマリズムは、極端に言えば「個性を消す」ことで美を追求する傾向があります。装飾を削ぎ落とし、空間に「余白」や「静けさ」を持たせることで、居る人がその場と一体化するような感覚を大切にしています。
一方、欧米のインテリアでは、空間は自己表現の場です。趣味、旅行の思い出、家族写真、好みのアートなどを飾り、自分だけの世界観をつくりあげる。個々のパーソナリティが、空間そのものに現れるのが特徴です。
インテリアの違いは、単にデザインや家具の違いではありません。そこには、人間の暮らしに対する価値観や哲学が深く関わっています。
「余白を美と捉える日本」
「装飾で個性を語る欧米」
どちらが正しいというわけではなく、それぞれの文化が育んできた「住まいの美学」なのです。
グローバル化が進む今、こうした違いを知ることは、自分の暮らしを見直す良いきっかけにもなるのではないでしょうか。